誰かのために役に立ちたいという思いが
確かな信頼関係を築いていく

銅・鉛・亜鉛の精鉱を扱っています。顧客となる日本の製錬所が、海外の鉱山から精鉱を輸入する際に、売り手と買い手の間に入って、買い手の代理として取引の輸入業務を行います。私たち受渡チームは、営業担当者と情報共有を行いつつ、顧客の要望を聞きながら鉱山側とやり取りして、通関書類の作成、船積みスケジュールの確認や連絡、品代や費用の支払いや回収、取引に関するシステムインプットと言った受渡業務を行っています。

最近、受渡業務の効率化・DX推進のため、取引インプットの内容をチェックする為のテンプレートファイルを作成しました。これまで紙ベースで行っていたチェック作業は、手間が掛かる上に人によってやり方が異なり、ミスの発生に繋がりかねないと言う課題がありました。そこでチーム全員が共通の認識で作業できるように摺合せを行い、200以上あるチェック項目を絞ってゆきテンプレートファイルを作成することに挑みました。細かな部分にも気を配ることが求められる作業となりましたが、テンプレートのおかげでミスの防止はもちろん、PC画面上での取引内容の確認がしやすくなり、チームに貢献できた達成感を感じています。

また、お客様との信頼関係を築けた時は、何よりも嬉しく思います。以前、取引に関する業務が多く、内容も細かいものをお求めになるお客様に対し、チーム全体でミスが続いてしまったことがありました。根本的な改善が必要、とチーム一丸となって奮起し、業務改革を行った結果、ミスはなくなり、お客様にも褒めて頂けるまでになりました。業務内容や手順を改革していくことは、チーム全体の意識や団結力を高めることにも繋がり、皆で喜びあったのを覚えています。
その後、私が産休に入る際は、そのお客様に私の送別会を開いて頂き、本当に信頼してもらえる存在になれたのだな、と感激しました。様々なお客様がいらっしゃいますが、このように確かな信頼関係を結べたと実感できた時には、やりがいを感じます。

後輩の育成に力を入れています。私は、先輩、後輩に挟まれたチームの丁度真ん中にいますが、チームワークが良くないと良い仕事はできません。そのため、真ん中にいる私が架け橋となって、先輩方の意見を取り入れながら、しっかり後輩の仕事を見てあげなくてはと思っています。額を突合せて、仕事の確認をしつつ、様々な相談やアドバイスも行っています。コミュニケーションをうまく取って、メンバーがお互いどんな人なのかを理解できるよう心掛けています。一緒にお昼を食べながら色々な話をする事もあります。お互いの人となりや考え方などを掴んで、絆を強くしていきたいです。

2019年から産休・育休に入り、2021年の春に職場に復帰しました。休みに入る前は復帰して仕事と育児を両立できるのか、不安になることもありました。しかしリモートワークが可能になり業務のデジタル化も進んできていることもあり、子育てをしながら無理なく仕事ができています。リモートワークは、通勤時間を家事に割り当てることができるのが良いですね。子どもは自宅から少し離れた保育園に通っていますが、通勤時間に焦ることなく送り迎えできるので心にも余裕が生まれます。

チームリーダーが子育てにも理解があり、メンバーに業務をバランス良く割り振ってくれていることにも感謝しています。子どもが体調を崩して急に休んだとしても、周囲の人たちがサポートしてくれるので、仲間のありがたさも感じています。また、今は時短勤務ですが、通常勤務に戻ってもフレックスタイムが利用できるので、フレキシブルな働き方が可能です。こうした働きやすい会社の制度もとてもありがたいと思います。

研修制度が整っていて、教育体制がしっかりしています。新人にはインストラクターとメンターがつき、フォローアップ体制も整っています。しっかり若手を育成しようとするところが三菱商事RtMジャパンの魅力の一つです。

誰かのために働くことが好きだとか、誰かの役に立ちたいと言う気持ちを持てる人が事務職の仕事に向いていると思います。お客様の立場で、どうして欲しいかを考えながら対応することに一生懸命になれる人なら、お客様との信頼関係を結んで仕事に充実感を感じられるのではないでしょうか。また、チームで働くので、良い仕事をするためにはチームワークも大切です。他の人の業務もフォローアップし、営業担当者とも常にコミュニケーションをとることが必要です。人間関係を大事にして、お客様と確かな絆を結んでいく。これが、この仕事の醍醐味なので、ぜひ私たちの仲間になって実感して頂きたいと思います。