電池・電子材事業室について教えてください。
世界的な脱炭素化の動きの中、電気自動車の需要が拡大すると見込まれています。電池・電子材事業室は、この電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池の原料であり、三菱商事RtMジャパンの「新たな成長の芽」と成り得るニッケル・コバルト・リチウムの3資源を取り扱うべく、2017年に新設されました。急成長を遂げている電池材市場で、中長期に渡ってこれら資源の安定調達/供給を担うことを目標に、新たなビジネススキームを模索していくことがミッションです。
電池・電子材事業室には、ニッケル・コバルトを取り扱うラインと、リチウムを取り扱うラインがあり、私はニッケル・コバルトを取り扱うラインで営業を担当しています。長年かけて仕込んでいたプロジェクトが稼働し、このプロジェクトで生産される製品のマーケティングに一丸となって取り組んでいます。ビジネスを広げていくための課題は多いですが、金属資源商社として長年の歴史の中で育んできたノウハウと、三菱商事グループとしてのバックグラウンドを活かした世界中の市場関係者とのネットワークを武器に、電池材市場における更なるプレゼンスの拡大を目指しています。若手のうちから新規案件に取り組むことができる環境なので、非常にやりがいがあり、アイディアを実現するために主体的に動くことのできるスピード感のある組織だと思います。