01私がこの仕事に込める「志」
高精度かつ高効率にデリバリーを遂行する
私がこれまで主に行ってきたのは、デリバリー業務とよばれるものです。顧客から商材の注文を受け、その商材を別の顧客に発注し、納品します。それだけ聞くとシンプルな作業のように思われるかもしれないのですが、この商材の種類と量が膨大で、しかも金額が数億円にのぼることもあります。これを一つひとつ間違いなく注文、納品したうえで、1円単位できっちり計算が合うように精算まで行うのが、デリバリー業務の役割です。 もちろん、間違いに気づけるように複数人によるチェック体制がしっかりと構築されています。しかしそれをより高い精度でより効率的に行い、取引を円滑に進めることが、私たち事務職には求められています。

02共に挑み、共に創るということ
想像力を働かせ、皆にとってのベストを模索する
事務職は立場上、営業担当者や取引先など、様々な関係者から要望を受けることが多々あります。その全てを実現することはなかなか叶いませんが、出来る限り皆にとってベストなやり方を導き出す努力は惜しまないようにしています。そのために必要なのは、やはり想像力です。要望の裏にある真意や、その人が抱えている課題を想像し、くみ取ったうえで、アプローチを提案することは常日頃から行っています。
また、今のチームに配属になってからは若手社員や新入社員の指導や育成を任されることも増えてきました。今まで教えてきた後輩が一人前になり、業務をこなしている姿を見ることにもやりがいを感じています。
03私の「芯」
元々の粘り強い性格が生きている
デリバリー業務には緻密さや粘り強さが求められます。私の場合、もともと一つのことにじっくり腰を据えて取り組むタイプ。例えば大学時代のアルバイトもずっと同じところに勤めていましたし、幼稚園から高校生まで続けていた習い事もあります。
また、事前準備をしっかり行う慎重派なところも今の仕事に生きていると思います。例えば締切まで余裕がある提出物に関しても、受け取ったらすぐに内容を確認して、できるところから順次着手し、余裕をもって進めるようにしています。直前で時間がなくなるのが心配でこうした進め方を心掛けているのですが、作業を間違いなく滞りなく進めることが必須の事務職の業務においては、この性格もプラスに働いていると思います。


04この場所で、実現したい未来
システム効率化でチーム全体に貢献する
私はできる限り残業しないことを目標に、短時間で効率よく終えられるよう、集中して作業に取り組んでいます。しかしそれだけでは限界があるので、システムを改善することによる業務効率化にも注力しています。例えばチェックシートの仕様を統一することを提案したり、RPA(Robotic Process Automation)と呼ばれるソフトウェアロボットを活用した作業自動化プロジェクトに積極的に関わったりもしてきました。
システム改善の良いところは、自分だけでなくチーム全員が作業を効率化できる点です。私の場合は今年組織改編があったばかりなので、まずは今の部署で経験を積んだうえで、今のチームにもシステム効率化を通して貢献できるよう、取り組んでいきたいですね。また、いつかはコーポレート部門を経験することで、より会社組織を俯瞰する視座を養いたいとも思っています。

05これから入社する人へのメッセージ
事務職の喜びは「小さな達成」の積み重ねにある
仕事をするということには、もちろん辛さや責任が伴いますが、その分学生時代には到底味わえなかった達成感も感じられるのが、社会人の醍醐味だと思います。事務職は一つひとつの地道な作業の積み重ねではありますが、私の場合は、精算が最初の計算でぴったり合うとうれしいですし、業務がたくさんあって大変な日には、終わったらおいしいものを食べることをモチベーションにしながら日々業務に取り組んでいますよ。
「一つひとつの作業を、今日も無事に終えられた。」そんな小さな達成に喜びを感じられる人は、事務職に向いているのではないでしょうか。
06キャリアパス
| 2009年 | 入社 名古屋支店 アルミニウム地金・合金デリバリー業務に従事 | |
|---|---|---|
| 2015年 | 名古屋支店 航空機材チームデリバリー業務担当 | |
| 2021年 | 本社へ異動 受渡管理担当(組織改編による異動) | |
| 2024年 | 電池材事業部 プロジェクト運営サポート | |
| 2025年 | 電池材事業部 電池材デリバリー業務担当 | 
- 役職・所属は取材時のものです。