
リスクマネジメント部 総合職
2021年中途入社
メンター K・H

貴金属事業部 総合職
2024年入社
メンティ T・M
01お互いの第一印象
穏やかで真摯な、似た者同士
                                                    Mさんと初めてお会いしたのは入社式の直後で、メンターとして1年間よろしくお願いしますという挨拶をさせていただきました。
当社が新入社員を対象に行っているサポート制度には、インストラクターとメンターの2つがあります。インストラクターは同じ部署の先輩社員として、主に業務について教える役割を担っています。一方でメンターは、別の部署の先輩社員として、社会人生活に関する疑問や悩み等に答えることで、主に精神的な部分のサポートを担っています。
Mさんからは真摯で穏やかな、自分と似たような雰囲気を感じ、上手くやっていけそうだなと一安心したことを覚えています。

                                            僕自身もHさんに対して同じような印象を受けました。入社式の直後かつ、同じ部署の皆さんへの挨拶を控えたタイミングで少し緊張していたのですが、Hさんが柔らかい雰囲気で話しやすく、波長が合いそうな方だったので、ほっとしましたね。
02メンターとして意識していたこと
話を「よく聞く」ために、的確な質問を投げかける
                                            Mさんとは月に2回程度、オフィス近隣のカフェでお茶をしながら30分程度お話する機会を作っていました。基本的には雑談をベースに、元気にやっているか、悩みや困りごとはないかを確認しつつ、相談事や質問があれば答えることで、不安の解消に努めていました。
意識していたのは、話をしっかりと聞くこと。とはいえ、「何でも話していいよ」と受け身でいても、相手は何を話していいか分からないかもしれません。だからこそ、話を引き出せるような質問を意識して投げかけるようにしていました。例えば「休日は何してるの?」とか、「インストラクターからはどんなフォローを受けてるの?」といったことです。そこから具体的なエピソードへと話題が広がり、その中で疑問や悩みが出てきたらフォローするようにしていましたね。
ちなみにMさんの場合はありませんでしたが、もし自分だけでは解決しきれない困りごとや悩みが出てきた場合には、人事担当者に報告し、別途フォローを行ってもらうことになっています。
03メンティが感じた支え
メンターのすすめで皇居ランを開始
                                            Hさんがそうやって話を親身に聞いてくださったことは、自分の中でもすごく支えになりました。
私自身は学生時代から実家暮らしで、住環境に変化はなかったのですが、それでも社会人になって日々の生活はガラッと変化しました。毎朝決まった時間に起き、電車に乗って出社するという新たな生活リズムに慣れないといけないことはもちろん、新しい人間関係を築くことも必要です。
入社したての頃って、「早く戦力になれるようにがんばらないと」「人間関係にも早く溶け込まないと」と、どうしても気を張ってしまいがち。私自身は元気なつもりでしたし、元々体力もあるほうだと自負していたんですが、入社後1年間は2ヵ月に1回くらいのペースで風邪をひいていました。やっぱり無意識のうちに疲れがたまっていたんだと思います。
だからこそ、Hさんとの時間はほっとするひと時でしたし、的確なアドバイスをたくさんいただけました。例えば、私は大学時代から趣味で毎日ランニングを行っていたのですが、入社後はなかなか時間がとれていなくて。それを含めて、忙しい中で仕事と趣味を両立する方法についてHさんに聞いてみたんです。
                                            趣味で息抜きをすることは、長い社会人生活を送るうえでも重要なことだよ、という話をしましたね。私の場合は週末に妻とドライブをするのがリフレッシュになっていますが、ランニングの場合はどこでもできるので、平日のスキマ時間を有効活用するのがいいんじゃないかとアドバイスした記憶があります。
                                            それを聞いて、オフィスのすぐ近くに皇居があるので、業務時間の前後で皇居ランを始めました。今でも月に1,2回は走るようにしています。リフレッシュできると同時に充実感も得られるので、これからも続けていきたいと思っています。


04関係性の変化と、成長の実感
早くも後輩指導を担う姿が頼もしい
                                            Mさんとは部署は異なりますが、同じリスクマネジメントに関する仕事を行っているので、そういった意味では仕事に関する共通の話題で盛り上がることも結構ありましたね。
                                            そうですね。1年目は業務というよりは研修がかなり多くて、社員の皆さんが講師をしてくださる勉強会に参加するんです。そこで学んだ内容を毎週レポートにまとめるんですが、それがA4用紙数枚にわたるなかなかボリューミーなもので。
                                            業務に関する知識のインプットはもちろん、ビジネス文書の書き方や人に伝わりやすい形で報告する練習も兼ねて行っていたそうなんですが、それを聞いて入社早々、大変な仕事をしているなあと感じました。その話の流れで、どんなレポートを書いているか見せてもらいにMさんのデスクまで案内してもらったんです。
                                            その時に「がんばってるんだね」と労っていただけたことがうれしくて。印象に残っている出来事の一つです。Hさんとのメンター期間は終了してしまいましたが、今でもたまにランチをご一緒させてもらっています。
                                            2年目に入り、早くも後輩を指導する立場になっていることを聞いて、時の流れの速さを感じましたね。Mさんは学習意欲が強く、責任感もある方だと思っていたので、きっとこれから頼もしい先輩へと成長してくれるのではないでしょうか。
                                            ありがとうございます。先日も新入社員向けの勉強会の講師を担当することになり、前述したレポートを読み返して改めて勉強しなおしていたところです。自分が先輩方から教わってきた知識を後輩に還元できるよう、これからも学びを深めていきたいと思っています。

05これから入社する人へのメッセージ
自ら学ぶ姿勢のある人にはぴったりの環境
                                                    私は中途入社なのですが、手厚い研修やこのメンター、インストラクターなど、人を大切に育てるための制度が非常に充実している会社だと感じています。また、制度に限らず、学ぶ姿勢のある人には惜しみなく時間と労力を割く文化も浸透しています。学びを通してレベルアップしていきたい気持ちがある方にとっては、とても良い環境なのではないでしょうか。
                                            私もそう思います。メンターは部署が違うからこそ、直属の先輩やインストラクターには聞きづらい質問や相談が気軽にできますし、様々な意見を聞いてみたいときにセカンドオピニオン的に活用することもでき、色んな面で支えられたと思っています。
こうした手厚いフォローを受けられるのは新入社員の特権だと思うので、ぜひフル活用して、社会人生活をスムーズに軌道に乗せていただければと思います。一緒にお仕事できることを楽しみにします!
- 役職・所属は取材時のものです。