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サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)

~持続可能な成長を実現するために特に対処すべき重要課題~

サステナビリティ重要課題を特定するに当たっての考え方

当社は、三菱商事の100%子会社として、社会に役立つ事業価値(経済価値・環境価値・社会価値)の創出を目指します。サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)は、金属資源全般を総合的に取り扱う商社である当社の業態を踏まえつつ、三価値の同時実現を積極的かつ全社統一的に具現化するため(すなわち企業の社会的貢献(CSR)を果たしていくため)の道標として特定したものです。

サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)特定にあたってのプロセス

当社では、以下のステップを踏み、2017年度にマテリアリティを特定しました。

STEP1マテリアリティ課題候補の選定
ISO26000(中核課題)、SDGs、G4 Sustainability Reporting Guideline、取引先のCSRアンケート項目等を踏まえ、当社の課題候補を選定し、グループ分けを行いました。
STEP2社内アンケート実施
各部局のCSR担当者が、特に重要な優先課題10個を選定し、課題毎に、「当社の評価」における重要度評価の基準決め(マトリックスの横軸の位置決め)を行いました。
STEP3「ステークホルダー」(縦軸の評価者)の確定と評価
主に取引先、株主、従業員、本邦NGO/NPOの4つの視点からステークホルダーの評価を行いました。
STEP4マテリアリティの特定
STEP3までの結果を反映させたマトリックスを作成し、当社の重要課題について、社外専門家の意見も踏まえ、役員会で議論し、経営会議において特定しました。
社内アンケートのマトリクス図
重要課題概要
持続可能な
調達・供給の実現
顧客やビジネスパートナーが必要とする金属資源・素材を将来にわたり安定的に調達・供給します。
フェアープレイの
精神に基づく事業展開
不正行為や自由な競争を妨げる行為を排し、フェアープレイの精神に基づき事業を展開します。
サプライチェーンにおける
人権の尊重
サプライチェーン・マネジメントを推進し、紛争鉱物問題等にかかわる社会的弱者の人権を尊重します。
人材育成と魅力ある
職場の実現
様々なライフスタイルと多様な価値観を持つ社員のスキルアップやキャリア開発を推進するとともに、身体的・精神的に安全で健全な魅力ある、ハラスメントフリーな働きやすい職場づくりを実現します。
地球環境保全への貢献地球環境に配慮しない企業は存続しえないとの認識に立ち、企業活動のあらゆる面において地球環境の保全に努めます。また、資源有効活用のため、ビジネスを通じて、リサイクル技術ならびに省資源技術の発展に貢献することを目指します。
コミュニティへの貢献事業活動を行う上で、その地域のさまざまな関係者と共生していくことが重要との認識の下、金属資源トレーディング事業を通じて地域の発展に寄与するとともに、社会貢献活動なども通じて地域・コミュニティとの共生を図ります。

サステナビリティ・CSR推進体制

サステナビリティ・CSR推進体制図